コミュニケーション力と子育ての関係

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コミュ力がある人というと、一般的には『誰とでも仲良く話せる人』だと考えられます。

だからみんなは『明るく』『元気で』『話し上手』な人を想像します。

でも、そのせいなのかコミュ力と『馴れ馴れしさ』を勘違いしている人が意外と多いのも事実です。

そして、そんな人が人間関係のトラブルを招くことも珍しくない。

 

例えば人見知りで、すぐには人と仲良くなれない人に対しても、こういう人は無理やり絡んで心を開かせようとする。

そしてたちが悪いことに、本人は善意でその行動をとっているから、絡まれた方も簡単に咎めることができないんですよね。

結果、我慢することが多くなって最後に爆発してしまったり。

(何度かこういうトラブルを経験したことがあります)

 

しかし生きている以上、こういう人に出会うことは避けられないのも事実です。

なので、そういう人とは関わらなくていいよう、あらかじめ避ける術を知って自ら敬遠するしかありません。

なので1つ、そんな勘違いをしている人の見分け方を教えたいと思います。

 

僕の経験上、「自分はコミュ力が高い」と言ってしまう人は、上記の勘違い野郎である可能性が圧倒的に高いです。

自分でこんな風に言ってしまうのは、『話してあげてる』とか『仲良くしてる自分は偉い』みたいな自惚れがあるから。だから実は自分の姿しか見えてない。

すると、相手の気持ちに気付けず、結果として相手を不快にしてしまうんです。

これは『ありがた迷惑おばちゃん』に思考が似ていますね。

 

少し前置きは長くなってしまいました。

というわけで、今日はこれらの話を踏まえて、僕の考えるコミュニケーションの本質と、それが子供と関わる上でどう大切なのかということについて、お話したいと思います。

とにかく最後まで読むことが大切です。笑

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コミュニケーションに必要なのは『観察力』

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『誰とでも仲良く話せる人』をコミュ力の高い人と世間は認識するだけあって、『話す力』はコミュニケーションを語る上では最重要かのように捉えられます。

しかし話せるだけでは実はコミュニケーションは上手くいきません。

なぜならば、どれだけ話をするのが上手でも、それはあなたの一方通行でしかないから。

コミュニケーションで大切なのは双方のやり取りなので、あなたの自己満足で終わっては意味がないということです。

だから、相手を会話を引き出すことや、相手の気持ちを言葉以外から読み取り、適切な言葉を選ぶことの方が実はコミュニケーションでは重要。

話す技術なんていうのは二の次です。

そして僕はこのコミュニケーションの基礎を築く力のことを『観察力』だと言っています。

まずは相手がどんなことを考え、どんな気持ちなのか、それをしっかり把握することがコミュニケーションの基礎で最も大切なことです。

大切なので2回言いました。

 

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しかしここまで言うと『いや、話が上手ければ人は惹きつけられます』と言う人もいそうですね。

うん、確かにそれも一理あるのですが、正確に言えば『人を惹きつける技術』と『話す技術』は別物だと僕は思っています。

だから、その主張に当てはまる人というのは、実は『話す技術』と『人を惹きつける技術』の2つを掛け合わせているだけなんですね。

参考までに…

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コミュニケーション力と子育て

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さて、ここまでの話を教育に繋げなくては僕がいる意味はありません。

これからするお話が今日の話の肝となります。

 

コミュニケーションに最も必要なのは『観察力』だと先はお話させていただきました。

そしてなぜここを強調したのかというと、子育てにおいてもこの力がとても大切になるからです。

どういうことか。

例えば、あなたの子供が

「お母さん(お父さん)、宿題できた!」

こんな風に言ってきたらどう考えますか。

ただの報告でしょうか?僕は違うと考えます。

 

状況によって言葉の意味も多少変わるとは思うのですが、

例えば『宿題しなさい』と後で言われないための子供なりの牽制かもしれません。

またあるときは『もう宿題終わらせたのすごいでしょ!』の意味があるのかもしれません。

 

とかく子供の言葉の裏には、言葉そのものの意味とは別に他のメッセージが潜んでいることがほとんど。

そして、そこでさっき話した『観察力』です。

『観察力』を生かして子供の言葉の裏に隠された意味をいち早く感じ取り、

子供が欲しがっている言葉をしっかり気持ちを込めて子供に伝えてあげることが大切なんです。

そうすれば、子供は気持ちよく物事に取り組むことができたり、ときには認められたと感じて自己肯定感を高めることができる。

 

さきの『お母さん(お父さん)、宿題できた!』の発言でおさらいするなら、

もし後で『勉強しなさい』と言われないための牽制だと感じたなら、

「じゃあ後はゲームしたりテレビみたりできるね」と返してあげればいい。

もし『もう宿題終わらせたのすごいでしょ!』の意味だと感じたなら、

「もうできたの!?すごい!!」と返してあげればいい。

 

(決して「もうできたの!?じゃあもう一枚プリントしよっか」なんて言わないこと。

こんな事を言われると、子供は二度とこんな報告をしてこなくなるし、何より子供はそんな言葉を望んでない。)

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さて、子育てにおけるコミュニケーション力の重要性について、この記事で少しは分かっていただけたでしょうか?

分かっていただけると幸いです。

 

そして最後に。

隠された真意というのは、子供の言葉だけではなく大人の言葉にも同じようにあります。

大人は経験がある分、それらを隠すのが上手ですが、基本的に言えることは同じ。

相手がどう言って欲しいのか敏感に感じ取り、率先して口にしてあげることで、大人同士のコミュニケーションも円滑になるものです。

ぜひ今後のコミュニケーションに生かしてくださいね。

 

松本一輝

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